今治?泉州?和たおるで知る日本タオル産地の話
日本が誇る2大タオル産地の魅力
毎日使うタオル。日本には素晴らしいタオル産地がありますね。中でも有名なのが「泉州タオル」と「今治タオル」。聞いたことはあるけれど、違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
私も以前は「タオルは肌触りと柔らかさで選べばいい」と思っていたのですが、日本のタオルを使い始めてから、その考えは大きく変わりました。ふわふわの肌触り、驚くほどの吸水性、そして使い込むほどに馴染んでいく心地よさ。これらはすべて、職人さんたちの技術と情熱が生み出したものなんですね。
泉州タオルは大阪府南部で、今治タオルは愛媛県今治市で作られています。どちらも100年以上の歴史を持つ伝統的な産地で、それぞれに個性的な特徴があります。日本の「ものづくり」の精神が詰まったタオルは、まさに「和たおる」と呼ぶにふさわしい存在です。
今回は、この2つの産地の魅力について、詳しくご紹介していきますね。きっとあなたも、自分好みのタオルに出会えるはずです。

泉州タオル:日本タオル発祥の地候補のひとつ
大阪府南部、泉佐野市を中心とした泉州地域。ここは実は日本で最初にタオルが作られた場所なんです。明治時代から続く伝統は130年以上の歴史を誇ります。
泉州タオルの大きな特徴は「後晒し製法」という独特の製造方法。一般的なタオルは糸の段階で晒し(洗浄・漂白)を行いますが、泉州タオルは織り上げてから晒すんです。この製法により、糸に付着していた不純物が完全に取り除かれるため、赤ちゃんの肌にも使えるほど清潔なタオルに仕上がります。
何より嬉しいのが最初から高い吸水性を持っているということ。使いはじめの新品のタオルは水を弾いてしまうことがありますよね。でも泉州タオルは違います。開封してすぐに抜群の吸水力を発揮してくれるんです。これは後晒し製法によって糊などが落とされているから。
そして泉州タオルはさっぱりとした使い心地で乾きが早いのも特徴です。梅雨の時期や湿気の多い季節に干しても乾きやすいので毎日気持ちよく使えます。実用性の高さが地元の人々に長く愛されてきた理由なんですね。
今治タオル:瀬戸内の水が育む極上のやわらかさ
瀬戸内海に面した美しい街、愛媛県今治市は、日本最大のタオル産地として海外でも知名度を上げています。今治タオルの歴史は120年以上にもなりその品質の高さは日本はもちろん、海外でも認められつつあります。
今治タオルの最大の特徴はなんといってもそのやわらかさ。顔を埋めたくなるようなふわふわの質感は、一度使ったら忘れられません。この心地よさの秘密は瀬戸内海の良質な軟水にあります。硬度の低い水で何度も丁寧に洗うことで、繊維がとてもやわらかく仕上がるんです。
今治タオルには「5秒ルール」という独自の品質基準があります。これは、タオル片を水に浮かべたときに5秒以内に沈むかどうかをチェックするもの。つまり、それだけ吸水性が高いということなんですね。朝の忙しい時間でも顔をさっとタオルに当てるだけで水分がしっかり吸収されます。
また、今治タオルは色やデザインのバリエーションも豊富。シンプルなものから可愛らしいものまで、インテリアに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。ギフトとしても人気が高く、大切な方への贈り物にもぴったりですよ。
あなたはどちら派?
泉州タオルと今治タオルはどちらも素晴らしいタオルですが、その個性は少し異なります。自分の好みや使い方に合わせて選ぶことができるのも日本のタオルの魅力です。
泉州タオルは、さっぱりとした使用感が好きな方や、実用性を重視する方に向いています。薄手でありながら吸水性が高く、乾きが早いので、スポーツジムやヨガスタジオに持っていくのにも最適。また、洗濯を頻繁にする方にとっても、乾きやすさは大きなメリットですよね。
一方、今治タオルはとにかくふわふわでやわらかい肌触りが好きな方におすすめ。バスタオルとして使えばまるで高級ホテルにいるような気分を味わえます。ボリュームがあって包み込まれるような感覚は一日の疲れを癒してくれますよ。また、デザイン性の高いものが多いので、見た目にもこだわりたい方にぴったりです。
バスルームでは今治タオルのふわふわ感を楽しみ、洗面所やキッチンでは泉州タオルのさっぱり感を活用するのがおすすめです。用途に応じて使い分けるのも暮らしの楽しみの一つになっていますよ。
どちらが優れているということではなくそれぞれに良さがある。そんな選択肢があることが日本のタオル文化の豊かさなんだと思います。
和たおるのある暮らし
日本のタオルを使い始めると毎日の暮らしが少し丁寧になる気がします。朝、顔を洗って今治タオルでそっと押さえる瞬間。お風呂上がりに泉州タオルで髪を拭く時間。そんな何気ない日常の一コマが、心地よいものに変わっていくんです。
「和たおる」という言葉には、ただのタオルではなく、日本の職人技と心が込められた特別なものという意味が込められています。大量生産の製品とは違い、一枚一枚に作り手の思いが詰まっているんですね。だからこそ、大切に長く使いたいと思えるのかもしれません。
タオルの寿命は一般的に30回程度の洗濯と言われていますが、日本のタオルは適切なお手入れをすればもっと長く使えます。洗濯機の弱水流を使う、柔軟剤は控えめにする、天日干しする。そんな小さな気遣いでタオルはその良さを保ち続けてくれます。
最近ではサステナビリティを意識したものづくりに取り組んでいる産地も増えています。環境に配慮しながら伝統の技術を守り続ける。そんな姿勢にも日本のものづくりの精神を感じますね。
和たおるのある暮らし。それは、毎日を少しだけ豊かに、少しだけ丁寧にしてくれる選択なのかもしれません。
自分だけの一枚を見つけて
泉州タオルと今治タオルについてそれぞれの魅力をお伝えしてきましたが、同じ「日本のタオル」でも産地によってこんなにも個性が違うのですね。
タオル選びって、意外と奥が深いんです。素材、織り方、厚み、サイズ、色やデザイン。選択肢はたくさんあります。でも、だからこそ自分にぴったりの一枚に出会えたときの喜びは格別なんですよ。
ぜひ実際に触れて質感を確かめてみてください。百貨店やタオル専門店では、今治タオルも泉州タオルも取り扱っていることが多いです。手に取ってみると、写真やネットの情報だけでは分からない良さが実感できるはずです。
旅行の際に立ち寄ってみるのも素敵ですね。
日本のタオル文化は、世界に誇れる素晴らしいもの。毎日使うものだからこそ、ちょっとこだわってみる。そんな選択が暮らしの質を高めてくれるはずです。
あなたも自分だけのお気に入りの「和たおる」をぜひ見つけてください。
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